URBANER ヒゲ整え術 #02|正面だけで、ヒゲの輪郭を決めない。

朝、洗面台でヒゲを整える。鏡を正面から見て、左右の頬を確かめる。今日はこれでいいと思って、コーヒーを淹れに行く。

出かける前、玄関の姿見で上着を羽織ったときだった。少し横を向いた顔の、顎の下に目が止まる。洗面台では整って見えたヒゲが、横から見ると思ったより下まで続いている。

人と会うとき、ずっと正面を向いているわけではない。隣を歩いたり、横を向いて話したりする。だから輪郭も、いつもの鏡に映る一方向だけでは決めにくい。

そんなときは、刃を持つ前に、顔の向きを変えてみる。

■正面、横顔、顎下。三つの向きで見る。

正面では、左右の頬と、口元から顎へのつながりを見る。

少し横を向いたら、頬のヒゲがどこまで続いているか、顎の下にどれくらい厚みがあるかを確かめる。最後に顎を軽く上げ、ヒゲが首のほうへどこまで続いているかを見る。

見終わったら、顔を自然な向きに戻す。普段の姿勢でどう見えるかも、整えるための手がかりになる。

■気になるのは、長さか。残す範囲か。

たとえば、顎下の影が重く見えるとする。

残したい範囲のヒゲそのものに厚みがあるなら、少し短くしてみる。長さは気に入っているのに、影が首まで続いて見えるなら、短くするより、どこまで残すかを見直したほうがいいかもしれない。

頬も同じだ。ヒゲの長さがばらついているなら、まずはそろえる。長さはそろっているのに、輪郭の外側に短いヒゲが散っているなら、その外側を剃る。

「何となく整っていない」と感じたとき、顔全体を短くする必要はない。気になった場所で、何を変えたいのかを先に決めてみる。

■変えたいところに、道具を合わせる。

長さを変える、あるいはそろえるなら、URBANER ONEで少しずつ整える。頬から顎へ続く線や、見えにくい顎下に手を入れるときは、カーブしたヘッドと細長いボディを顔の向きに合わせて動かす。一度に広く切らず、途中で鏡を見て確かめたい。

残す範囲が決まったら、その外側の短いヒゲはYOHAKUで剃る。頬や首に肌を見せたい場所があるなら、そこを剃ることで、残したヒゲの形も見えやすくなる。

短くしたいのか。長さをそろえたいのか。それとも、そこにはヒゲを残さなくていいのか。

正面からは同じように見えた悩みでも、横を向けば、答えが変わることがある。整えるのは、鏡に向かう一つの顔だけではない。

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